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今年のふるさと納税枠がまだ残っているけれど‥
我が家ではお米をふるさと納税で賄っています。
今のところ、主人のふるさと納税分で今年のお米が賄えています。
生活費担当の私(妻)の収入から、主人のふるさと納税分も支払っています。
主人は副業や仮想通貨などの副収入があり、毎年確定申告をしていますので、主人のふるさと納税枠から消化しています。
それでも
※ふるさと納税の上限額ギリギリラインではなく、余裕を見たざっくりラインです。
ふるさと納税をすると貯金額が減る‥❔
ふるさと納税は税金の前払いであって、節税ではないですよ。
返礼品がもらえる「ふるさと納税」をしてもしなくても、支払う税金の総額は変わりません。
私たち夫婦の場合、基本的に税金は給与から天引きされています。(確定申告の際に追加納税が必要な場合は、自分で納税しています。)
ふるさと納税として税金を先払いする際には、その資金を先に用意しなければいけません。
そこで私が仮に4万円ふるさと納税をすると、「返礼品は貰えても目先の投資額が減ってしまう」という事でモヤモヤしています。
ふるさと納税をしなくても税引き後の収入はほぼ一定額ですが、ふるさと納税をするためには4万円の資金が拘束されます。
4万円あれば株の買い増し資金にしたいところです。
もし、「ふるさと納税4万円分の返礼品と株資金4万円、どちらがいいか?」と聞かれたら「株資金」です。
「ふるさと納税4万円分の返礼品と株資金4万円に対するリターン、どちらがいいか?」と聞かれたら、想定としては「同程度」です。
(投資は不確実要素であり、選ぶ返礼品の還元率により変動しますので、単純比較ができかねますけれど。)
ですので、私のふるさと納税枠をあえて捨てて、その資金を投資に充てたいのです。
もし余裕があれば、ふるさと納税をしたいのは山々です。
ふるさと納税をするために目先の投資額が減ってしまうのはモヤモヤするんです‥
ふるさと納税をしてもしなくても、支払う税金の総額は変わらないので、理論的には貯金額も変わらないはずです。
しかし、4万円先払いするのとしないのとでは、投資タイミングが変わります。
その理由は以下になります。
私は確定申告をする必要がないため、ふるさと納税をした場合は『ワンストップ特例制度注1』を利用します。
注1) 『ワンストップ特例制度』を利用する場合、確定申告をしなくても寄付額から2,000円を差し引いた金額が翌年分の住民税から全額控除される(申告対象となる方や『ワンストップ特例制度』を利用しない・利用できない場合は、確定申告をする必要があります)
※確定申告をする場合は、申告年分の所得税と翌年分の住民税から控除される
*詳しくは『総務省|ふるさと納税のしくみ|ふるさと納税の流れ』に書かれています。(※上記の説明は引用ではありません)
「住民税をいつ納めるか」についてはこちら👇
会社員の場合、住民税は前年の所得に対して課税され、その年の6月から翌年5月にかけて、12回に分割して給料から天引きという形で住民税を納めます。
*出典:住民税はいつから納める?社会人2年目から手取りが減る不思議を解明|フレマガ ~新社会人・新入社員をサポート~. 一部引用 , (参照 2022-10-28) .
確定申告をしない私が『ワンストップ特例制度』を利用して今年中にふるさと納税した分(2,000円を差し引いた分)は、来年6月から再来年5月まで分割して給与天引きされる住民税から控除されるということです。注2
(※申告するかしないか、個人か会社員かでも変わるので、私の場合の話です。)
注2) 『ワンストップ特例制度』を利用する場合、住民税の計算の際に寄付額から2,000円を差し引いた金額がまとめて控除されますが、会社員の住民税は分割して給与天引きされます。但し、控除上限額を超えた分は控除されません。
ふるさと納税をした分(税金を先払いした分)が来年の6月から分割して消化されますので、ふるさと納税をせずに今すぐ4万円マルッと投資した場合とは投資タイミングが変わります。
インデックス投資であれば多少のタイミング誤差は気にならないかもしれませんが
「欲しい銘柄の株価がXX円の時に買う」と決めていてXX円になっていたら、「今買いたい」のが人間というものです。
まさに今はそのような状況であるので、「ふるさと納税4万円分の返礼品と株資金4万円なら、今は株資金を選ぶ」のです。
投資は逆に損することもあるわけですから、確実に品物でリターンを得られるふるさと納税を取るのも1つの戦略であるので、どちらがいいというわけでもないです。
(一般的な回答なら、不確実な投資よりふるさと納税をオススメするところでしょう。私も皆様にはふるさと納税する方をオススメします。)
投資に充てずにただ貯金にまわすだけなら、私もふるさと納税する方を選びます。
(ふるさと納税をしてもしなくても、支払う税金の総額は変わらないので、理論的には貯金額も変わらないはずですから。)
そうはいっても、実際には状況は刻々と変わるものなので、控除分が分割して消化されても貯金額が多少変わってくるとは思っていますけどね
また、投資対象が買いたい株価でない場合は今すぐ資金が必要ではないので、ふるさと納税を優先すると思います。
ロボットではなく人間ですので、時と場合によって優先度は変化します。
理論的に「支払う税金の総額が変わらないから貯金額も変わらないはず」かもしれませんが
「今4万円一括投資するか来年分割して投資するかで投資リターンが変わる可能性はある(あくまで可能性ですが)」ならば、「その時の状況に合わせてより良い選択をしたい」のが人間というものです。
結果的に選んだ方が損失になろうとも。
損失が恐かったら投資自体やれないですし‥
そもそも、夫婦各々が自分でふるさと納税すればよくない?
先程も言いましたが、生活費担当の私(妻)の収入から主人のふるさと納税分を支払っています。
来年から主人の分は主人で、私の分は私がふるさと納税をすれば、私の貯金額はそのままで夫婦のふるさと納税枠を消化できます。
主人の貯金額はふるさと納税分減りますけどね。
なぜ、そうしない?
単純に、「主人に任せるとやらないから」ですね。
忙しすぎて主人にとって優先順位の低いふるさと納税は、後回しになるでしょう。
結局、私が私のふるさと納税枠を消化するだけになると思います。
それでいいのでは?
「それでいい」と思わないから、私の収入から主人のふるさと納税分(つまりは税金)を払っています。
「主人の税金を払っている」と言うと語弊がありますね。外食代など別の機会でお金を返してもらっていますので「一時的に立て替えている」という事と同義です。
その理由は以下になります。
仮に4万円ふるさと納税をするとします。
主人は副収入がそれなりにあり確定申告をしますので、同じ4万円なら主人名義でふるさと納税(税金の先払い)をしておいた方が、後々追加納税のために用意するお金が減ります。
主人の場合は私より収入が多く、副業や仮想通貨などの所得がある事から確定申告をし、後々追加納税のお金を用意する必要がある事も。
ですので、主人名義でふるさと納税(税金の先払い)をした方が、後々用意するお金が減ります。
主人の手元現金の状況によっては、私の方で用意するように頼まれる事もあるのが厄介なのです‥
私名義のふるさと納税をしなくても私の収入はほぼ一定額ですし、他に申告が必要になる程の収入はありませんので、後々追加納税のお金を用意する必要はありません。
(投資は「特定口座|源泉徴収あり」のみ使用)
こういった事情から、主人のふるさと納税枠から先に消化しています。
「どうせ4万円を使うなら、世帯全体で見た時により有効的に活用したい」と思い、現在の状況になっています。
主人の追加納税額をできるだけ減らすことを優先しています。
つまりは、主人の確定申告書の【所得から差し引かれる金額】の欄をできるだけ多くしたいわけです。
(主人に副収入があっても他の合法的な節税制度と併せて追加納税をしなくて済むのが理想ですので、私より主人のふるさと納税枠を優先的に消化したいのです。)
※ふるさと納税は税金の前払いであって、節税ではないですよ。
▼令和3年度は節税とふるさと納税を併せて、ギリ追加納税なし(少額の還付)でいけました。
結果的に同じ額の税金を払うにしても、先払いや追加納税より給与天引きの方が予算管理しやすいのです。
それを言ったらふるさと納税ができないのですが、1人分なら何とか賄えますが2人分となるとやはりキツイ‥
そりゃ夫婦2人分のふるさと納税を私の収入からしようとすれば、私の貯金額が減るでしょうね。
ですので、私のふるさと納税枠を消化できなくても ま、いっか‥
(特に今年は投資資金を優先させたいです。余裕のある年なら、ふるさと納税に資金をまわします。)
こういったgolden Egg家の特殊な事情から、「我が家ではこうする」という話です。
ふるさと納税は2,000円自己負担になりますが、それでも還元率の高い返礼品を選べば高リターンを得られます。
ですので、一般的には不確実な投資よりふるさと納税を選択するところでしょう。
実際、我が家もふるさと納税をやっていないわけではなく、「やっているけれど枠が余っている」という話ですし。
そもそも論、ふるさと納税をリターンで判断していない方もいると思います。
価値観は人それぞれ違いますので、何を重視して判断するかに正解はありません。
「その人が良ければそれでいいじゃないの?」って事ですね。
▼関連記事です。
価値観が人それぞれ違うからこそ、経済が回りますし、相場が上下しそれが利益の源泉となりますので、皆が皆同じ考えだと困ります(^-^;
結局のところ
1番バランスが良いのは「夫婦各々が自分でふるさと納税をする事」なのはわかっていますので、主人に1度打診してみようと思います。
意外とアッサリ承諾するかもしれません。
妻としての目標は「主人が仕事に集中できる環境作り」であるので、主人が乗り気でない場合は現状維持でいくつもりです。
資金運用や節税に関する知識を仕事に全振りしている主人を見て、「家計にも活かしてくれればいいのになー‥」とちょっと思っています。
ちょっとだけね‥💦
お金は優先順を考えて、柔軟に活かす使い方をしよう
「家計・貯金・投資・ふるさと納税・節税は、各家庭の状況に合わせて柔軟に管理・活用していけばいいのではないか?」と考えています。
こういった意識を持ってお金を使っています。
「絶対、ふるさと納税した方がお得だ!」
「iDeCoはお得だ!やらないと損だ!」
という白か黒かだけでなく、「状況に合わせて取り入れたり、やめたり、両方やったりすればいいじゃないか」という事です。
(iDeCoは原則途中で解約できなかったり、掛金をストップすると手数料負けしたりしますので、一度始めたら気軽にやめれないですけれど。)
👉「お金を活用する」とは
「価値観に合う、より満足度の高いお金の使い方をする」ということ
価値観は人それぞれ違いますし、夫婦間でも違うこともあるでしょう。
100%思い通り、満足するお金の使い方ができないこともあるでしょう。
私だって100%できているわけではないですし‥
それでも、お金を活かすように意識していれば、少しずつでもより良くなるでしょう。
一滴の水が大河になるように、少しずつの意識の積み重ねが大きく状況を変えるために必要だと考えています。
「人がお得だと言うからやる」というより、「制度の仕組みについて理解した上で、自分で選択する」ということが必要かと。
そういう意識であれば、投資で損した時に人のせいにすることは皆無のはずです。
というわけで‥
我が家では選択の結果、今年のふるさと納税枠がけっこう残ってしまいますが
「食費を予算内に収めるためにふるさと納税は欠かせない存在」である事には変わりません。
主人・資金と相談しながら、来年も活用していこうと思います。
※その時の状況により何を優先するかが変わりますので、来年以降はまた違った選択をしているかもしれません。
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