毎月公開している家計簿をご覧いただくとわかりますが、お小遣いもなければ外食もしていないように見えると思います。
実際は結構外食しています。
外食代は主人が出してくれます。その代わり、主人が「外食に行こう」と誘ってくれた時のみになります。
私(妻)の収入では食料日用品費、子ども関係の費用、水道光熱通信費など、生きていくための基礎となる支出を賄っています。
私の収入があれば主人の収入がなくても、とりあえず生きていく事ができます。生活が保障されています。
Netflixの利用や映画・外食に行くなど、なくても生活できる部分の贅沢品は主人が出してくれます。
こちらからお願いする事は年2回程度で、ほとんどが主人から言い出してお金を出してくれる形です。つまり、主人に選択の自由、主導権を持たせています。
主人が「外食に行こう」と言わなければ、いつも通りご飯を作るだけです。とりあえず3食食べる分の材料を買っていますので。
もし外食に行った場合は、長持ちする食材を次週分に繰り越します。ですので、次週の買い物が少し安く済んだりします。
支出を2つに分離し、夫婦それぞれ分担する
私が仕事を始めてからは、収入と支出を完全に2つに分離しています。
そして、夫婦それぞれが担当しています。
【生活保障】と【贅沢】
●妻=日常生活を維持する【生活保障費】を賄う
●夫=生きるのに必要ではないが生活が潤う【贅沢費】を賄う
【生活保障費】は実際に食費・日用品費のやりくりをする妻が担当しています。
【贅沢費】は使っても使わなくてもOK(生きていける)という部分であり、どのように使うかは主人の自由としています。私たち家族は主人のご厚意により贅沢させてもらっているわけですね。
主人の収入を主人が自由に使えた方が主人のストレスが減り結果的に出世につながると思い、このような形となっています。
主人には自由に使えるお金を持つ事で心の余裕を持ってもらって、よりお金を稼いでくれた方が結局は世帯全体が潤うのではないかという考えでこうしています。
「主人の収入は主人の自由」とする事で期待する効果とは?
上記のように支出を2つに分離して、夫婦それぞれ分担する形となっています。
我が家がどれくらい外食したり贅沢できるかは、主人に委ねられているわけです。
こういう形であれば主人が外食に連れて行ってくれた場合、家族(私と子ども)から自然と「ありがとうございます、ご馳走様」の言葉が出ますよね。
主人に主導権を持たせて主人を立てるように意識しています。
主人には器を大きくしてもらって、より稼いでもらうためです。
(主人本人がFIREよりも事業でより稼ぐ事を望んでいるため。事業へ自由に投資できるお金も必要でしょう。もしFIREを望む場合は、夫婦の収入を合算して全力で配当投資するなど、違う戦略でいくでしょう。)
主人のFIREか出世か、どちらを支えるかで望ましい家計管理の形は変わるでしょう。
私の収入で健康で文化的な最低限度の生活が保障されていますので、
主人はやりくりの事を一切考えなくてもいいようになっています。
脳のリソースには上限がありますので、主人が余計な事を考えずに済むようにしています。
現在私の収入で日常生活の維持ができていますので、もし主人に何かあった場合でも経済面では何とか生きていけるという安心感があります。(贅沢はできませんが)
主人の収入も私が管理すればもっと貯金できるはず‥でもそうしないワケ
主人の収入に関しては主人を信じて任せていますので、主人の貯金額はざっくりしか把握していません。
主人の収入も私が管理した場合、毎月の貯金額はかなり上がると思います。(その代わり外食なども減ると思います‥)
ですが、40代からは貯金額を上げる事よりお金を使って幸福度を上げる事も大切だと考えるようになりましたので、「主人の収入は主人の自由でええじゃないか‥」こう思えるようになってきました。(30代の頃は貯金額を上げる事を重視していましたけれど‥)
とはいっても、主人もそこそこは貯金していると思います。折を見て確認してみようと思います。
支出を2つに分離して各々管理していますが、気持ちの上では「どちらも我が家のお金」という1つの括りでいます。
主人が言うには、「どちらも我が家のお金なのだから、どちらが払おうがどちらが貯めようが世帯全体の収支は同じである。(だからお互い大きな買い物をする時は相談して決めましょう。)」との事です。
基礎生活費が少ない理由
毎月の基礎となる生活費(妻担当分)が少ないのは、外食費がないからとも言えます。
外食に行くかどうかは主人のさじ加減になりますので、外食なし前提での買い物をしています。
また、公開している家計簿にはお小遣いの項目がありません。主人は自分の収入を全て自由に使えるわけですから、言ってみれば全てお小遣いのようなものですし。
私は物欲がないためお小遣いは必要ありません。年1,2回ほど欲しい本や服を主人におねだりすれば事足ります。(おねだりする物は1年に本1冊or服1着のレベルです。)
たま〜におねだりしてくる物がガチガチの投資本だったりする妻に対して、「ブランド品のアクセサリーやバッグをおねだりしてくる方がいい」とハッキリ言ってくる主人だったりします‥
(👆本気で買ってくれるつもりではなく、「もっと可愛げのある物がいいんじゃない?」と言いたいだけでしょう‥💦)
基礎生活費が少ない理由
というわけで、基礎生活費が少ない理由としましては、以下の事かと思います。
私が専業主婦だった30代の頃は、夫婦で生命保険と医療保険に加入していました。
ある程度の収入と資産を確保した今はもういいかな‥と思っています。
まとめ:妻の収入=【生活保障】、夫の収入=【贅沢】
●妻=日常生活を維持する【生活保障費】を賄う
●夫=生きるのに必要ではないが生活が潤う【贅沢費】を賄う
こういう夫婦の形もありますよ、という1つの提案です。
あればあるだけ使ってしまうご主人の場合は、全ての収入を奥様が管理された方がいいのは言うまでもありません。(逆もまたしかり)
このような形をとる私(妻)にとってのメリットは
●外食や欲しい物などがあったら主人がおごってくれるのでやりくりがラク
●主人を立てられている(と思っている)
●主人のやりたい事、欲しい物に文句が出ない。「やったらええやん、買ったらええやん」って言える(思える)
●突然、「お小遣い足りないからお金おろしといて」って言われなくて済む
夫婦お互いが気楽な形、幸福度が上がる形、それでいてそれなりに貯金もできる形(限界まで貯金できないけれども)。
何よりこの形が私たち夫婦には合っている、各々の性(しょう)に合っているのです。
30代の頃は専業主婦をさせてもらい、主人も我慢している部分があったでしょうから、私が仕事を始めた40代からは主人のストレスができるだけ減るように、このような形を採用しています。
私的には「夫婦の収入を合算して限界まで貯金したらいくら貯金できるのだろう‥」という興味はあります。
けれども、主人が「今の形がいい」と言っていますので、私が仕事をしている限りはこの形で家計管理していくでしょう。(興味があるだけで不満があるわけではないですし。)
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